当院の特徴

自由診療(保険外診療)を行う、完全予約制の歯科医院

当院は自由診療を行う歯科医院です。

保険診療の場合は、本来患者さんにとって一番大切な医療従事者側のスキルや臨床経験などの評価は加味されておらず、使用する材料や診療時間にも制限があります。一律に決められた方法で様々な病態であるはずの数多くの患者さんを短時間で診なければいけないような体制では良い治療は困難でしょう。

一人ひとりに合った最善の治療を行うには、効率性や経済性のみ重視する偏った治療方針では患者さんの健康や心理面からもQOLを損ねる場合があり、医療従事者としては「自らが受けたい治療、家族や大切な人にする治療を患者さんにご提供すること」を心がけ、治療に取り組んでおります。オプティマル・ヘルスは医療先進諸国のみならず世界的なムーブメントではありますが、自身が受ける最適な医療の価値を知ることで、コストではなく投資として考えてはいかがでしょうか?

また、私どもでは本来の意味での完全予約制を採用しています。診療は研修医など経験が浅いドクターが関わることなく、初診より院長が継続してご担当いたします。また多くの患者さんを次から次に診る環境で行う歯科治療は、果たして衛生的にも技術的にもどうなんだろう?との思いから、お約束の時間にひとりの患者さんに集中する現在の診療体制をとっています。

歯科医は一般外科医と同じく、豊富な経験と知識のもと的確な診断をし、最終的には卓越した技術(手仕事)が結果を左右すると考えています。治療の質を保つためにも治療内容に応じて、手早く行うべき処置については短時間で、じっくり取り組まなければならない処置については集中し、診療時間は1~2時間。もし患者さんが尋ねたい事があれば、いつでも気軽に声をかけてもらえるように、時間にも余裕を持たせて予約枠をとっており、適切で丁寧な対応と治療が当院の特徴です。自由診療であればこそ叶えられる事のひとつです。

30年以上の経験を活かしたインプラント治療

私どもでは、インプラント治療で30年以上(※)の経験がある院長が、患者さまの治療を担当しています。

インプラントは顎の骨に人工歯根を植え込む手術です。そのため、今ではどの医院でも行われるようになりましたが、私共がインプラント治療を始めた30年以上前(本院も含め)から血液検査や口の中の細菌検査、唾液検査を全ての方に行っており、膨大な検査データから得られた診断の確かさも当院の強みのひとつです。

インプラント治療は、外科手術を伴う高度な治療方法です。インプラントを埋め込むあごの骨の周辺には、血管や神経といった重要な組織があり、これらを傷つけることなく手術を成功させなければなりません。そのため、確かな技術や豊富な経験を持つ歯科医師が担当した方が、患者さんにより安心いただけることと思います。

当院の院長は、インプラント治療の経験・実績が評価され、国内外の主要インプラントメーカーより依頼を受けて、臨床研究にも携わってまいりました。また、インプラント治療の歯科医師への教育を行うセミナーの講師を務めていたこともあり、多くの経験で磨かれた技術を活かしたインプラント治療をご提供できます。経験豊かな腕を持つ院長が治療を担当しますので、患者さまには安心して治療を受けていただけるのではないでしょうか。また、第3種再生医療など提供医療機関であり、手術侵襲の大きい従来の骨移植にのみ頼らず、再生医療の恩恵による骨を増やす治療も可能なため、インプラント手術が難しいと言われた経験のある方も一度ご相談ください。加えてヒト幹細胞培養上清を用いインプラント生着を向上させる方法も取り入れています。また近年は欧州を中心として広がりつつあるメタルフリーのジルコニアインプラントも北陸エリアでは先駆的に取り組んでおり、健康意識の高い方や金属アレルギーなどで金属製インプラントが使えなかった患者さんにも喜ばれ、良好な治療成績が得られています。

手術室

さらに私どもでは、検査や設備の面でも、より正確で安全なインプラント手術を目指しています。その一端として、CTとシミュレーションソフトによる検査を必ず事前に行っています。まずはCTによる検査をし、あごの骨の厚みや高さ、神経や血管の位置を把握。次にシミュレーションソフトを使って、インプラントを埋め込む位置や方向などをシミュレーションし、患者さんにわかりやすく説明しています。また、これらを利用したガイデッド・サージャリーによる手術は20年間以上の実績があり、歯茎を大きく切らないで、穴を開けて行う傷の小さな手術であるフラップレス手術によって手術後の腫れや痛みを最小限に止めるようにしています。綿密な検査の実施と、シミュレーションソフトを用いた治療計画の立案は、手術中の重大な事故を防ぐことにもつながります。これは、常に「より安全な治療」を追求する、私どものこだわりです。

なお、インプラントの手術は専用の手術室で実施しています。この手術室は個室となっており、一般治療を行う診療室とは完全に遮断されていて、空気の清掃度管理設備がなされており、汚染物質の侵入がない環境に整備されています。

※2021年現在

痛みが苦手な方には各種鎮静法を併用

前述の通り、インプラント治療には手術が必要であり、痛みや手術自体への恐怖を感じる患者さまも少なくありません。

そうした方にも不安なく治療を受けていただけるよう、私どもでは患者さまの状態や希望に応じ、注射・点滴・吸入による鎮静法を行います。うとうとと「うたた寝」をしているような状態になり、寝ている間に手術が終わってしまうため、恐怖心や痛みをほとんど感じずに済みます。

このように痛みに配慮した当院の治療なら、「インプラントは怖いから」とためらっていた方にもご安心いただけるのではないでしょうか。ぜひご相談ください。

手術後も安心いただけるよう、ドクターオンコールで対応

いっそう患者さんにご安心いただけるよう、インプラント手術後のケアにも力を入れて取り組んでいます。

外科治療やインプラント手術の翌日が休診日の場合には、24時間対応のフォロー専用電話番号をお伝えしています。

心配な点やお困りのことが出てきた際は、気軽にお電話いただき、必要な場合は急患対応で診察も致しますので安心です。

チタン金属フリーの「ジルコニアセラミックインプラント」

インプラント本体に使われる素材は、現在「チタン」という金属が主流です。しかし近年になり、このチタンインプラントの腐食等による溶出に起因する免疫系への影響が解明され、金属アレルギー、インプラント周囲炎の発症や発がんとの関連を懸念する声が欧米で聞かれるようになってまいりました。

こうした声に生物学的観点から呼応し、Z-systems社を中心とする「セラミックインプラント」に注目が集まり始めています。

このセラミックインプラントは、日本ではまだ未承認です。しかし、当院では世界的に研究や評価が高まってきていることから、いち早くセラミックインプラントに着目するとともに、その有用性と安全性を確認。厚生労働省の許可を受け、正規輸入して患者さまへご提供しています。私どもで採用しているのは、セラミックインプラントを取り扱うメーカーとしては開発国であるスイスや、ドイツ、アメリカを始め世界的にもシェアが大きいZ-systems社のインプラントです。

これまでは「金属アレルギーが心配でインプラントに踏み切れない」という方も少なくありませんでした。当院のセラミックインプラントなら、そのような方にも安心して治療を受けていただけるのではないでしょうか。

インプラント治療について、詳しくはこちらをご覧ください。

経験30年、3,600症例以上の精密な審美歯科治療

金属を一切使わない、白い詰め物や被せ物といった審美歯科治療を担当するのは、日本にオールセラミック治療が入ってくる以前より、アメリカ審美歯科学会(Academy of American Esthetic Dentistry)をはじめとし海外での学会参加や研鑽を積みながら、この分野において30年で3,600症例以上(※)の経験をもつ歯科医師です。よく噛め、見た目が自然で美しい詰め物や被せ物によって患者さんの志向する美しさと機能を取り戻す技術を備えています。また、口の中だけではなく、口腔周囲の筋肉との調和を図り、その人の最高の笑顔とアンチエイジング、口腔機能のパフォーマンスを上げるのためのボツリヌストキシン療法やヒアルロン酸治療を併せて行う真の意味での美容・再生・審美歯科治療も行っています。これも、「叶える歯科医療」の中のひとつです。

歯にフォーカスすれば、天然の歯のように詰め物・被せ物をより美しく見せるには、歯と詰め物・被せ物の縁をピッタリと合わせ、被せ物と歯ぐきの間に段差ができないようにするのがポイントです。そのためには、被せ物の土台となる歯を低侵襲かつ適正に削る細やかな作業と、従来の型取りではなく口腔内スキャナーによって精密な光学印象が不可欠です。

少しでも美しく、患者さまに喜んでいただける治療を目指して、私どもでは一連の治療手順において患者さんの苦痛を最小限に留めるよう心がけています。必要に応じて、治療する箇所を最大80倍にまで拡大して見られる最新型「マイクロスコープ(歯科用の顕微鏡)」も活用し、しっかりと確認しながら精密な処置を行っています。

また、できあがった詰め物や被せ物をお口の中に装着する際も、最大80倍に拡大可能なマイクロスコープを使用。肉眼ではなくマイクロスコープで確認することで、裸眼では不可能な微細な調整が可能となり歯と詰め物・被せ物の境目の隙間がないよう、ぴったりと接着することが可能です。

※2021年現在

患者のさんの心身へのご負担が少ない、精密な型どり

従来お口の型をとる場合には、粘土のような材料をお口の中いっぱいに入れて、患者さまにしばらくの間、お口を開けたまま我慢していただくことが必要でした。

しかし、この材料は吐き気をもよおしやすく、お口に入れた際の不快感が強いため、患者さまのご負担は少なくありません。

またこの型どり材は、時間の経過とともに変形が起こりやすく、型どりをした当初の精密さが模型に活かされにくいというデメリットもありました。このため模型の精度が低くなり、患者さまのお口にピッタリ合う詰め物や被せ物を作るのが困難でした。

このような問題点の解消を目指して、当院では最新機器「口腔内スキャナー」を導入。口腔内スキャナーとは、専用のカメラでお口の中をスキャンした画像を、コンピューター上で解析できる機器です。お口の型どりがこのスキャンだけで完了しますので、患者さまに不快な思いを与えることがありません。

しかも、カメラを使ったスキャニングであるため、型どり材が変形する心配もなく、詳細な型どりが可能です。その結果、より精密な詰め物・被せ物の製作につながります。

治療後も安心いただくために治療補償制度をご用意

当院で定期的なメインテナンスを受けている方の場合、詰め物や被せ物が日常生活の中で破損した際は、当院の規定に沿って一定期間内は無償で作り直しいたします。

審美歯科治療には健康保険は適応にならず自由診療であるため、「高い費用を支払ったのにすぐにダメになったら…」と、心配される患者さまもいらっしゃいます。その点このような補償制度があれば、何かあったときにも、患者さんにご安心いただけるのではないでしょうか。

私どもの審美歯科治療について、詳しくはこちらをご覧ください。

分野の垣根を超えたワンストップの歯科診療

当院では、お口全体を「一口腔単位」として捉えています。これは患者さまが現在お悩みの部分だけを治療するのではなく、矯正治療・インプラント治療・審美歯科治療など、さまざまな治療を組み合わせた「総合的な歯科治療」をご提供しようという考え方です。

一般的に、病気の種類や状態によっては、下記のように複数の施設や専門医と連携しなければならない場合があります。

  • 歯並びはA歯科医院
  • 虫歯や歯周病はBクリニック
  • 親知らずの抜歯はC大学病院の歯科口腔外科
  • インプラントはD歯科医院

これでは、通院だけでも大変です。そして何より、複数の独立する専門科が関わるために診療方針に違いが生じ、一番大切な「患者さんの健康と満足」が充分に得られない可能性があります。

患者さんの健康を第一に考えるのであれば、一般歯科・歯科口腔外科・矯正歯科など診療分野の垣根を超えた総合的な診断と、豊富な臨床経験、そして確かな治療技術が求められるのではないでしょうか。

こうした理想に一歩でも近づくため、私どもでは患者さんの通院の利便性や治療結果の満足度が上がるよう、さまざまな診療分野に対応できる「ワンストップの歯科診療スタイル」を基本としています。

多様な歯科治療を行える当院なら、どの分野の治療でもお任せいただくことが可能です。例えば痛みなどの自覚症状がなかったとしても、歯の周りの骨が化膿(かのう)して溶けてしまい、虫歯や歯周病が全身の健康を損ねる原因となっているケースがあります。そんな場合でも、血液検査やCT検査を行うことによって、それらを突き止められます。

このように私どもでは、常に複数の原因や可能性を考え、治療の前にCT検査や、必要に応じて血液検査も実施。疾患や骨の状態などをしっかり確認した上で、一人ひとりにとってより適したご提案をするよう心がけています。

より良い治療を行うための最新設備・機器が充実

 

患者さんにより良い治療をご提供するため、当院では最新の医療機器や設備を導入しています。

歯科用CTもその一例で、あごの骨や血管、神経の位置など、お口の中を3次元画像で把握することが可能です。さらに歯科用の顕微鏡である「マイクロスコープ」も活用し、精密な検査から診断、治療計画の立案を行っています。

また、お口の型どりを行う口腔内スキャナーも2種類導入。カメラによるスキャニングのみでお口の型どりができるため、矯正治療や審美歯科治療の際に役立ちます。粘土のような型どり材を使用しないので、型どりの際に患者さまの不快感や負担が軽減されるという点もメリットです。

このように、私どもでは設備面の充実にも力を入れ、より良い治療を目指しています。

麻酔の工夫で痛みの少ない治療を実践

痛みが苦手で歯科の受診をためらっている患者さまを、一人でも多く救いたい。そう願うからこそ、当院ではなるべく痛みを感じさせない、痛みの少ない治療を実践しています。

治療中の痛みを軽減するために麻酔をかけますが、この麻酔注射自体が痛いという方も少なくありません。そこで麻酔注射の痛みが少なくなるよう、注射の打ち方にも工夫をこらしています。

例えば麻酔注射の際、針が刺さる痛みを少なくするために、歯ぐきに塗るタイプの表面麻酔を使用。歯ぐきにあらかじめ麻酔をかけるので、注射を打ったときの痛みが軽減されます。

さらに麻酔液の注入速度を一定に保つと痛みを感じにくいため、注入速度を一定に保てる電動式注射器を使っています。当院の院長は、電動注射器がまだメジャーでなかった30年以上前(※)からこの事実に注目し、治療に取り入れてきました。

※2024年現在

笑気吸入鎮静法/注射による鎮静法など

また当院では、低濃度の笑気ガスを鼻から吸い込み、不安感やストレスを軽減する「笑気吸入鎮静法」も導入しています。笑気ガスには気持ちをリラックスさせ、痛みを感じにくくする作用があるほか、口に異物が入った際に反射的に吐いてしまう「嘔吐反射」を和らげる効果もあります。

笑気吸入鎮静法は、ガスの吸入を止めた後も体外に排出されるのがスムーズで、麻酔からの回復も早いのが特徴です。これを利用すれば、歯科治療に対して恐怖心のある方も、落ち着いて治療を受けられます。

また、非常に緊張が強い方や、よりストレスが高い手術、処置の場合には点滴や注射による鎮静法も行っています

私どもでは、より痛みを感じやすい、恐怖心の強いお子さまに対しては、ほぼ笑気麻酔を実施しています。この麻酔は希望される患者さまに対して行っておりますので、お気軽にご相談ください。

このように、麻酔の工夫により、痛みの少ない虫歯治療を実現しています。痛みが苦手な方にも、安心してご来院いただきたいと思います。

当院の虫歯治療について、詳しくはこちらをご覧ください。

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検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布も予約可能です(自由診療中心の歯科医院です)

076-232-9006

診療時間

 
午前 × ×
午後 × ×

午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30
※予約受付の最終時間は、午前は11:30、午後は17:00です。
休診日:水曜・日曜・祝日

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